イギリス原産のスティルトンはどんな味?
本日のナチュラルチーズは世界三大ブルチーズの一つ、イギリスはスティルトンです。
食べるミルク?
イオンフードスタイルbyダイエーのチーズコーナーで見つけたのがこちら。
内容量は70gと少なく賞味期限が購入日から約1ヶ月と比較的浅い印象を受けた。
スティルトンで欧州地3品目のブルーチーズとあって即買い。
気になる価格が598円(税抜き)で、製造者は株式会社東京デーリー。
栄養成分については以下を参照。
エネルギー:287kcal
たんぱく質:16.6g
脂質:24.5g
炭水化物:0.1g
食塩相当量:1.4g
カルシウム:228mg
見た目は内部にかけて青カビの繁殖力が高く、今までに見ないイエロー色が外部で確認できた。
正体は不明だが噛んで潰してみると、サクッとした食感があった。
次にケースに入れたままで横側から見てもらいたい。
青カビがなければ一見チーズケーキに見えなくもない。
何よりも味が今後の継続的な購入理由になる。
内部と外部を食べ分けられるよう形をキープしてナイフを入れた。
水分がしっかり抜けてナイフを入れただけでホロホロに。
写真正面が内側から中心部の欠片で、写真後方が外側の欠片になる。
肝心な味だが、青カビを多く含む内部はとにかく鼻から抜けるミルク感が強烈!
青カビ特有の刺激が少なく、原料であるミルク感が止まらない。
液体ではなくミルクの甘みを固形で楽しめる要素が内部には詰まっていた。
打って変わって写真奥の外部だが、苛烈な塩味が最後に待っている。
内と外で対照的な味わいを魅せるのがスティルトンの特徴なのか。
デンマーク産のダナブルーとは一線を画する刺激の対照性
コーヒーのカフェインのように常時、安定的な刺激を求める方は今回のイギリス産、スティルトンが適したブルーチーズだと見解を示したい。
別の食品で例えると、ニンニクや牡蠣、うなぎ。
体の内側から漲る刺激を得られるのが上記だが、そんな乳製品はどれかと聞かれるとダナブルーが最適と答える。
一時的発奮材がダナブルーなら、スティルトンは安定的興奮剤、そんなところか。
舌にピリつく刺激が皆無で青カビの行方が待たれる。
青カビチーズ初心者の方にとってはスティルトンを皮切りに刺激の慣れを積み重ねてはどうだろうか。
依然として放つ臭いはすごいが口に入れればそれほどでもない。
食べ方いろいろ
スティルトンに合わせたいのが、まず赤ワイン。
お馴染みのサントリーから酸化防止剤無添加の濃い赤ワイン。
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頑なに愛するアルコール飲料の一つで手放す時間はない。
気付けば交互に頬張っていた。
スティルトンは噛むよりも口内上部と舌で圧をかけて潰しながら味わいを受け取るのが好き。
他にも明太子パスタに20gほどぶっ込んでも面白そう。
ブルチーズを他料理にトッピングする形で味変を求める台所事情を勝手に嗅ぎ取っているのだがそれは間違いか・・・?
コロナでおうち料理にかける時間が増える夜食にタンパク質を摂取して野球観戦に当ててはどうだろうか。
次回も良いブルーチーズを見つけます。
では!