エルミタージュの意味

横文字で表すと「ermitage」となり、ネット辞典で詳細を調べました。フランス語では「Ermitage」でも「Hermitage」のどちらでもOKのようです。和訳すると、隠れ家を意味するそうです。余談ですが、フランス語ではよく「〇〇ジュ」と発音することが多い気がします。テニスの全仏オープンでも前述の発音を聞く機会があります。アナウンスはすべてフランス語で行われ、アドバンテージは「アバンタージュ」と言います。また、エルミタージュ以外のチーズでは「フロマージュ」があげられます。「〇〇ジュ方式」でいくとポタージュもフランス語ですね。

賞味期限1ヶ月迫るとセール価格になる？

賞味期限を見てもらうと2021年1月21日となっています。その商品の賞味期限がいつの時点で店頭に陳列されなくなるのか不明ですが、1ヶ月を迫ると必然的にセール価格で置かざるを得ないと言えるのではないでしょうか。付属品にチーズナイフを添えるくらいですから完全売り切りスタイルに舵を切っていると予測します。卸から小売に行き届いた商品が売れ残るとどうなるのでしょうか。また、年始に店舗へ伺う際に当商品を確認してみます。

購入日は、2020年12月27日（日）、店舗は、カルディ松井山手店です。当日は、まだまだ商品があったので当店では現在でも取り扱いがありそうです。お買い求めの際は、ぜひそちらの店舗へ。

エルミタージュの栄養成分

100gあたりの栄養成分はこちらの通りです。

エネルギー	たんぱく質	脂質	炭水化物	食塩相当量
375kcal	18.0g	33.0g	1.0g	1.3g

自分の体重g分のたんぱく質が1日の必要な栄養素。エルミタージュひときれ20gは約3g分のたんぱく質に相当します。たんぱく質や脂質が豊富な上に微生物効果もあり腸内環境が改善し、はちみつやきな粉をかければ美食効果はますます高まります。

エルミタージュの見た目

内側から外側にかけてびっしりと白カビが繁殖している気がします。プラスチックのフィルムでぐるりと固定されているので型崩れもまったくしていません。

空洞がところどころにあり微生物も浸透していることでしょう。気品があり透明感を感じさせるナチュラルチーズに見えてきます。

エルミタージュの味わい

濃厚でしつこさがなくスッキリとしています。ほんのりとしたミルクの甘みに酸味のバランスがよく、上顎と舌ですり潰しながら食べることがオススメ。すり潰すというよりも上顎にこすりつけるような感覚。軽く粘り気を感じて味の力強さがあります。そのまま食べても善し、はちみつやきな粉、また胡椒もアクセントがでて相性抜群。塩分もそこまで高くないことから「食べ出すと止まらない」ので注意が必要です。「やめられない止まらない」ような要素が植え込まれているので一回食べ始めると区切りが見つかりません。静かにグッとくる味わいなので辛口よりも甘口のワインに相性がいいのではないでしょうか。ここでオススメしたい甘甘の赤ワインがあります。

エルミタージュに合わせて飲みたい赤ワイン

コンコードの甘口赤ワイン。赤ワインは大の甘党なので外せない一本。

アルプス無添加信州コンコード甘口 720ml

メディア: 食品&飲料

甘くて旨いです。どんな料理でも合わせて飲みたいです。原料のぶどうが口に広がります。

エルミタージュ×〇〇

最後に

箸じゃなく「チーズナイフが止まらない」状態で、切っては食べてを繰り返していました。それくらい飽きなくて美味しい。チーズってやっぱり癖になるんですよね。ブルチーズもそうですけど、白カビチーズでパクパク食べ進めることは初めてでした。エルミタージュは名前も味も見た目もすべてが気に入りました。当初は、セール価格と容量とおまけ付きの3点セットが購買の意思決定でしたが・・・。いつもならチーズ図鑑を参考に当商品を学ぶのですが、掲載されてなく残念です。フランス産ということと和訳が隠れ家であるということの二つしか学べませんでした。

ナチュラルチーズ研究所、初の白カビチーズとなりました。記念すべき初投稿の白カビチーズが『エルミタージュ』でした。まさに隠れ家的なブログで認知がありませんが、知識と味わいを記憶に残しながらナチュラルチーズを堪能していこうと思います。そして皆さんの役立つ情報が書ければ最高です。

年末年始で明るいうちからお酒を煽る人も増えると思いますが、そこにエルミタージュを忍ばせませんか？