ナチュラルチーズ咀嚼所

’’プロセス’’よりも断然’’ナチュラル’’な人の物語

【イタリア産/モッツァレラ・ディ・ブーファラ】イタリア南西部のカンパーニャ州で生産される水牛製のナチュラルチーズ

長らくチーズから離れている生活が続き、更新が途絶えていました。

ようやくチーズを食べたのでそのネタ記事を書くのですが、食べてから1ヶ月余り経過しております。

なので記憶を辿って書いていることを承知でお読みいただければ幸いです。

先月、スーパー割引価格で売られていたモッツァレラを発見。

全国的にモッツァレラは牛乳による生産が主流だそうで、私も長らく牛乳製のモッツァレラを食してきた。

ようやく水牛製のモッツァレラ、いわば本場のモッツァレラチーズを食すときが来た!

ピッツァとピザくらい別物と言え、モッツァレラでも区別がつく品種ですが、実際に食べてみた感想を以下に述べます。

カンパーニャで生産された水牛製のモッツァレラチーズ

イタリア南西部カンパーニャ州

ついに本場イタリアの水牛製のモッツァレラチーズを食すのですが、その前に地理的に生産国をおさらいしましょう!

パッケージに明確に表記されている「Mozzarella di Bufala Campana」

個人的に大事にしているのが生産されるチーズが「どこ」出身なのか。

この横文字をヒントに今回のモッツァレラを探っていきたい。

カンパーニャの場所がイタリアという大枠で理解できても詳細な場所がピンとこないので地図を以下に掲載します。

ここらしい。

自分調べによるカンパーニャとは、ベスビオ火山やナポリ湾など自然環境が美しいナポリを中心地に据えるイタリア南西部の州だそう。

マップではナポリを中心とする地名が赤枠で囲まれ、その内部全体がカンパーニャ州を指すと推測。

続いてはチーズ本を参考にMozzarellaの詳細に触れていきます。

モッツァレラをもっと知る

モッツァレラ・ディ・ブーファラのパッケージ

上記の本とはこちらの本です。

いつもチーズを食べる際には各項目を開いて念入りにチェックします。

そうすると単純なチーズライフに「違う感覚」が湧いて割と楽しめます。

モッツァレラのページの中で印象的な言及を挙げるならば、独特のシコシコとした歯応えですかね。

パスタ・フィラータという製法がその食感を作り出しているので生産者の労力に感謝です。

熟成期間がなく、初心者でもチーズづくりに最適なナチュラルチーズなのがモッツァレアですが、再三申し上げると「牛乳と水牛乳」の違いは分けて考えておくべきですね。

商品の説明書き

あの本を参照して耳寄りな情報を皆さんに伝えたいのが「鮮度が味わいを左右するから購入前に製造日をチェック」するといいそうですよ。

「作りたてが美味しい」というコピーはあながち間違っていないようです。

気になる味わい

水牛製のモッツァレラチーズ

舌触りとサクっと感と柔らかい甘みと酸味が沼!

そのまま食べても美味しいし、生サラダに散らしたり、食パンのトッピングに加熱してもいいし主役にも副役にもなれる万能型の食材って感じで最高した!

自分が食べたものが「割引価格の期限スレスレ」とは言え、劣った味わいには感じず、普通に美味しくてバクバク食べる手が止まらない。

魚介系よりは肉系の濃厚なパンチある料理のトッピングにあうのかな?

ピッツァ、ステーキ系、サラダ、生ハム、パンなどに使えて汎用性が高いんじゃないか。

再食したい

「チーズはマジで最高にうまい」と宣言を添えて終わろうと思う。

高いか安いかの基準は置いて、再食したいか否かの二択はもちろん前者の食べたいになる。

自分の味覚に適合する味わいだし、水牛製と牛製の風味や食感など差異がまだ理解できていない分、食べ比べる価値はある。

BBQシーズンが迫り、コストコやスーパーでの食材の買い込みが徐々に待ち受けているが、そこにモッツァレラチーズが「人間の脳裏に働く食べたい」という思惑の中にどれほど割って入ってくるかも楽しみ。

ただ誰もがやっている食べ方を真似るのは嫌いな性分で、それに類似した事例が小学生時代にあった。

習字のバッグをなぜか男子一人自分だけ「赤色」を選び、登校時に各生徒から視線を向けられる運命にあった。

自分しか楽しめないレシピとか味覚を信じて「チーズ×スイーツ」の味わい方を実証していこうかな。