先日、成城石井で３０％オフ価格で売られていたナチュラルチーズを発見！一目で内容量が「でかっ」となり成分表示を確認し購入を決断。その名も「モッツァレラ」です。イタリア産ではなく、ベルギー産のモッツァレラでした。そんなベルギー産モッツァレラの味わいと調理法についてです。

この記事の目次

３. モッツァレラを載せてトースト

４. ベルギー産モッツァレラの味わい

５. モッツァレラチーズのスフレオムレツ

６. 総合評価

成城石井のベルギー産モッツァレラチーズの割引価格が示す販売手法

モッツァレラと聞けばまず第一に思い浮かべる国名はイタリアだったのでベルギー産と知ったときには興味が示された。しかも割引価格で裏の賞味期限を見ると2月1日とあり購入日から約２週間後。来週には店頭から消え去ると考え即決でPayPayした。お馴染みのサウンドが鳴り割引価格で￥３６１円。付与額が１円とのことで実質価格￥３６０円。本商品をしかと確認すると３０％オフシールの前に何か別のモノが貼られている。推測するに１０％オフではないか。一度、成城石井側が１０％オフで様子見を入れ、購入客の目処が立たなくなり再度新しい３０％オフを貼り直したのではないかと筆者は推測した。これで成城石井のナチュラルチーズの販売の法則が少しばかり見えた気がした。確かにこの手の割引シールは一度貼ってしまえば剥がすことが容易ではない。購入後剥がそうと無理にグッと引っ張るとボロボロになって商品の外見上の見栄えが悪くなった。上に重ねて二重貼りスタイルを取るのが成城石井の割引手法だ。今後、当店のナチュラルチーズの購入前には必ずシールの割引率を確認することにする。

ベルギー産モッツァレラの栄養素

少し話がチーズから逸れたので戻す。本商品の内容量は２３５gと比較的多め。さらに成分表示にある栄養素の数値が賞賛レベル。まさにレベチ。

エネルギー	たんぱく質	脂質	炭水化物	食塩相当量	カルシウム
３０３kcal	２５.０g	２２.５g	０.０g	１.４g	７５６mg

１００g当たりの目安がこれら数値を示す。一日２０g食べる計算でいくと約１１日間モッツァレラ生活が堪能できる。たんぱく質やカルシウムが豊富なのはわかるが一体どうやって食べるのがいいかイメージがわかない人もいる。そんな人へとっておきの簡単な食べ方をお伝えする。

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モッツァレラを載せてトースト

固形のモッツァレラがトースト効果で変貌する。ナイフで切ったモッツァレラをトースト前のパンに載せて焼くだけでご覧の通り。そのまま食べても美味しいが「とろ〜ん」とした状態はもう格別！味わいも口当たりも満足度も急上昇！惚れ惚れする味わい。くどくなく絶妙にマイルドでトーストに超相性がいい。これは何度でも食べたくなる。

やっぱりモッツァレラは見た目に訴える「溶け演出」が必要ですよね。了解です。写真でご覧あれ！

溶ける、伸びる、弾むの三重奏が贅沢で品がある。粘りが強いのか、組織が見事に簡単に途切れずナイフを上にあげてもなかなか切れない。チーズ職人の腕なのか、牛が持つ濃厚なミルクの能力値なのか、それとも両者の巧妙な技のコラボなのか答えがわからない。

好みの厚さに切り落としてトースト前の食パンに載せて２００〜２２０度で３分焼けば完成する簡単な作り方なのでぜひお試しを！

ベルギー産モッツァレラの味わい

そのまま食べるとマイルドでもちもち感がある。モッツァレラの特徴はフレッシュタイプのチーズでパスタフィラータと呼ばれる製法で作られている。そのため弾力ある歯ごたえが楽しめる。凝乳を熱湯で練ることで独特の繊維質作り出す。生サラダにサイコロ状のモッツァレラを入れたりピッツァのトッピングに使うなど和洋に用いられる。

味よりも食感にクセを秘めたナチュラルチーズと言える。モッツァレラを噛んで咀嚼したときの弾力は貴重。しこしこ感が気になる方は要購入です。そんなもちもちのモッツァレラを使った朝食にとっておきのスフレオムレツを紹介して終わりにします。

モッツァレラチーズのスフレオムレツ

材料

卵・・・２個
モッツァレラ・・・５０g
塩・胡椒・・・各少々
砂糖・・・小さじ１／２
バター・・・１５g

ざっくりと作り方を説明すると、黄身と塩・胡椒をボウルに入れ混ぜ合わせます。続いて卵白は砂糖と合わせ攪拌しメレンゲにします。そしてバターをフライパンで火にかけます。ボウルにメレンゲを加えヘラで切るように混ぜます。バターが溶け切ったらボウルの中身をフライパンに流し入れ、モッツァレラを投入し蓋をして弱火で６分間待つだけ。ふわふわのモッツァレラのスフレオムレツが完成です。弱火が非常に大事なポイントではないでしょうか。中弱火でも生地がぱさついてしまうので注意が必要です。弱火でじっくりと火にかけてふわふわを演出しましょう。不意に、恋人にスフレオムレツを作れば喜んでくれること間違いなしです。

総合評価

料理はある種、目で食べるものでもあるので伸びたりする感動は大きかった。モッツァレラはそのままで食べるよりも火に通して「溶かす」工程が非常に大切な食材だと気づきました。今後はふんだんにモッツァレラを入れた自家製ピッツァやトマト料理の軸を担う変貌ぶりに期待します。以前、小麦粉から作ったピザが美味しくできあがったので再度作るときは必ずベルギー産のモッツァレラを入れます。本商品はよく塩水につけられて販売されるイタリア産のモッツァレラと比較しても安価に手に入り、しかも大容量なので経済的に優しい。本当にまた何度でも食べたくなる味で、朝食をこれで固定化したいレベル。それだけ飽きない絶妙さがいい。